3.運動学
4 運動器の構造と機能
C 骨格筋の構造と機能
6 筋収縮の様態・・・P36
筋収縮はとらえ方により次の3通りに区分される。
①a求心性、b遠心性、c静止性収縮
②d等尺性、e等張性収縮
③f相動性、g持続性(緊張性)収縮
a.求心性収縮
筋の起始と停止が近づくように短縮しつつ収縮する。
b.遠心性収縮
筋が収縮しているにもかかわらず、結果として引き伸ばされて筋の自長が長くなっていく。
緊張力が抵抗よりも小さいときに起こる。
c.静止性収縮
筋が収縮しても筋の全長に変化のない状態である。
d.等尺性収縮
筋が収縮しても筋長に変化がなく、関節運動も起こさない状態。
静止性収縮と同義。
e.等張性収縮
緊張力が変化せずに収縮する状態。
筋の自長は縮まり・伸びのいずれの状態でも起こりうる。
生体で厳密な等張性収縮の状態を見出すことは不可能。
f.相動性収縮
速い動きを伴う収縮。
求心性収縮に多くみられるが、遠心性収縮でも起こる。
g.持続性収縮
緊張性収縮ともいい。
静止性収縮と同義。
等運動性収縮
筋の収縮速度を一定(等速性)にした筋収縮の様態。
サイベックスマシンなどの器機を用いた筋力増強訓練で使われる。
必修問題
第17回 午前8
静止性収縮はどれか。
1.等運動性収縮
2.遠心性収縮
3.等張性収縮
4.等尺性収縮
正解 4
必修問題
第20回 午前8
筋収縮で筋の全長が一定なのはどれか。
1.遠心性収縮
2.静止性収縮
3.等張性収縮
4.相動性収縮
正解 2
7 筋の働き・・・P38
a.動筋
b.拮抗筋
c.固定筋・安定筋
d.共同筋
e.中和筋
f.筋の逆作用
必修問題
第21回 午前8
動筋の関節運動と逆の動きをする筋はどれか。
1.中和筋
2.拮抗筋
3.共同筋
4.固定筋
正解 2
5 神経の構造と機能
A 神経細胞
1 神経細胞の構造と機能・・・P41
C 中枢神経
2 脳・・・P48
必修問題
第22回 午前8
運動の欲求や動機付けに関与する大脳の部位はどれか。
1.辺縁系
2.後頭葉
3.基底核
4.感覚野
正解 1
8 四肢と体幹の運動
A 上肢帯の運動
5 上肢帯の筋・・・P73
必修問題
第18回 午前8
僧帽筋の支配神経はどれか。
1.副神経
2.腋窩神経
3.肩甲上神経
4.肩甲背神経
正解 1
B 肩関節の運動
4 肩関節の筋・・・P80
必修問題
第15回 午前8
肩関節を外転するのはどれか。
1.小円筋
2.肩甲下筋
3.棘下筋
4.棘上筋
正解 4
G 足関節と足部の運動
4 足の筋・・・P135
必修問題
第14回 午前8
足関節の伸展(背屈)に作用するのはどれか。
1.長腓骨筋
2.前脛骨筋
3.腓腹筋
4.後脛骨筋
正解 2
その他
必修問題
第23回 午前8
関節運動の表示で正しいのはどれか。
1.肩関節の屈曲は後方拳上をさす。
2.手関節の屈曲は背屈をさす。
3.足関節の屈曲は底屈をさす。
4.体幹の屈曲は後屈をさす。
正解 3
10 歩行
B 歩行の運動学的分析
1 重心移動の軌跡・・・P193
4 効率的な歩行を決める要因・・・P193←オマケ
必修問題
第16回 午前8
正常歩行として誤っているのはどれか。
1.骨盤の回旋
2.骨盤の傾斜
3.立脚期の膝屈曲
4.腫接地の足関節底屈
正解 4
11 運動発達
B 乳幼児期の運動発達
2 出生後早期にみられる反射・・・P216
図11-2 乳幼児期の反射・・・P218
出現と消失・・・P219
- 原始反射
- モロー反射
- ガラント反射
- 踏み直り反射
(足の台乗せ反応)
- 足踏み反射
- 手掌把握
- 足底把握
- 交差性伸展反射
- 非対称性緊張性頸反射 ←月齢1~6ヵ月の間出る
- 対称性緊張性頸反射 ←月齢5~9ヵ月の間出る
- ランドウ反射 ←月齢3~12ヵ月の間出る
- 生後に出現して持続する反射
- 下肢伸展反射 ※月齢4~6か月の間一度消える
- バランス反応-座位
- バランス反応-立位
- パラシュート反応
- 永続する反射
- 足底反射
- 腱反射
必修問題
第19回 午前8
原始反射でないのはどれか。
1.モロー反射
2.パラシュート反射
3.ランドウ反射
4.ガラント反射
正解 2
★原始反射、生後に出現して永続する反射、永続する反射には何があるか覚えましょう!
★★原始反射で途中から出てなくなるのは何があるか覚えましょう!
★★生後に出現して永続する反射で途中で消失するのは何があるか覚えましょう!
★★★余裕がある人は各項目の内容も理解しましょう!
4 歩行運動・・・P217